グランド工房

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2026/02/06 / 住まいの雑学 外構

カーポートの柱の高さはどう選ぶ?標準柱・ロング柱の違いと失敗しないチェックポイント

カーポートの柱の高さはどう選ぶ?標準柱・ロング柱の違いと失敗しないチェックポイント

カーポートを検討する際、「サイズ」や「デザイン」に目が向きがちですが、実はとても大切なのが柱の高さです。
安易に標準柱を選んでしまうと、車種によっては屋根との距離が窮屈に感じたり、トランクが当たりそうになったりすることも。

さらに、駐車場には水はけのための勾配がついていることが多く、柱の埋め込み深さにも影響します。
今回は、カーポートで後悔しないために知っておきたい「柱の高さの選び方」をわかりやすく解説します。

1.カーポートの柱にはどんな種類がある?

▲YKK エフルージュカタログ参照

カーポートの柱は、大きく分けて
・標準柱
・ロング柱
・ハイロング柱(H28柱)
など、いくつかの高さバリエーションがあります。

「とりあえず標準で…」と選ばれることも多いですが、実は駐車環境によって適切な柱の長さは変わります。

2.標準柱で起こりやすい「窮屈問題」

標準柱は、一般的な乗用車に合わせた高さで設定されています。
しかし最近は、SUVや四駆、ワンボックスカーなど、車高の高い車も増えています。

そのため、

・屋根と車の距離が近く感じる
・車の乗り降りがしづらい
・圧迫感が出る

といったケースも少なくありません。

見た目だけでなく、日常の使いやすさにも関わる部分なので注意が必要です。

3.トランクの開閉高さもチェックが必要

見落とされやすいポイントが、バックドア(トランク)の開口高さです。

車種によっては、トランクを開けたときに車高よりもさらに高く持ち上がる構造になっています。

柱の高さが足りないと

・トランクが屋根に干渉する
・荷物の出し入れがしにくい

といった不便につながることもあります。

カーポートを検討する際は、トランクを開けた状態の高さまで確認しておくと安心です。

4.車高の高い車にはハイロング柱という選択肢

▲三協アルミ U.スタイル アゼスト カタログ参照

キャンピングカーや大型SUVなど、特に車高の高い車を駐車する場合は、通常のロング柱でも高さが不足することがあります。

そのような場合は、さらに高さのあるハイロング柱という選択肢もあります。
(メーカーにより柱の呼称が違います)

▲三協アルミ U.スタイル アゼスト カタログ参照

三協アルミの「U.スタイルアゼスト」は、最大高さ3.5mで業界最大です。

将来的に車を買い替える予定がある場合も、少し余裕を持たせた設計が安心です。

5.屋根が高すぎても注意?雨の吹き込み問題

「高ければ安心」と思われがちですが、屋根と車の隙間が広すぎると、雨風が吹き込みやすくなる場合があります。

特に横風を伴う雨の日は、

・車が濡れやすい
・乗り降り時に雨が当たりやすい

といったデメリットもあります。

柱の長さは、高すぎず低すぎないバランスが大切です。

6.見落としがちな「駐車場の勾配」と柱の埋め込み

駐車場には、水はけを考慮して傾斜(勾配)がついていることがほとんどです。

この勾配によって、

・後ろの柱はしっかり埋め込める
・前の柱は埋め込みが浅くなる

というケースが発生することがあります。

柱は、安全性を確保するために基準となる埋め込み深さを確保する必要があります。

そのため、勾配のある駐車場では、ロング柱にするなどの調整が必要になる場合もあります。

7.窓や外構との干渉にも要注意

カーポートの屋根は、住宅の窓や外構との位置関係にも影響します。

例えば、


・滑り出し窓が開けられなくなる
・室内の日当たりが変わる
・景色が遮られる
・階段アプローチからカーポート屋根の高さが近い

といったことが起こる可能性があります。

高さを決める際は、建物とのバランスも重要なチェックポイントです。

アップゲートを設置する場合も、柱の高さ選びはとても重要です。

アップゲートは開閉時に高さを必要とするため、製品の仕様によってはカーポートの柱を通常より高くする必要があります。

せっかく設置したのに「干渉して使いにくい…」とならないよう、カーポートとアップゲートは高さのバランスを一緒に計画しておくと安心です。

8.最適な柱の高さを選ぶためのチェックリスト

カーポートの柱の高さを選ぶ際は、次のポイントを確認しておきましょう。

✔ 車の全高
✔ トランクを開けたときの高さ
✔ 将来の車の買い替え予定
✔ 駐車場の勾配
✔ 柱の埋め込み深さ
✔ 窓や外構との干渉
✔ 雨風の吹き込み具合

9.まとめ

カーポートの柱の高さは、見た目だけでなく、安全性や使い勝手を左右する大切なポイントです。
停める予定の車や駐車場の勾配、建物との位置関係まで考慮することで、長く快適に使えるカーポートになります。
設置を検討する際は、ぜひ柱の高さにも注目してみてください。

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