グランド工房

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2020/09/07 / 住まいの雑学 樹木・植物・メンテナンス

壊れたカーポート屋根、どうする?台風後の安全&修理ガイド

台風や大雨で、突然カーポート屋根が壊れると驚きますし、不安になりますよね。
でも、焦らずにまず確認すべき「安全チェック」や「補償の確認」「修理依頼」など、順番に対応していくことで被害を最小限に抑えられます。
この記事では、台風後に知っておきたいカーポート被害の対処法を【5つのステップ】でわかりやすくご案内します。

1.緊急性や危険がないか確認する

倒壊など危険な状況や、緊急を要するときは、まず消防署へ連絡しましょう。

2.破損した屋根パネルが、あるか確認する

カーポートは、屋根パネルが一定の風量で飛ぶ構造になっています。台風の強風時では、屋根パネルが飛ぶことが考えられます。ですので、飛んでしまったパネルが近くにあるのか、ないのか、ある場合は危なくない所へ保管します。

3.保険会社へ連絡する

外構などの外周りは、火災保険が適用される場合とされない場合があります。※お客様の加入条件で異なります。
建物付属物 の項目で 門・塀・物置 を含む となっていましたら外構・お庭での被害も適応される場合があります。含まない となっていたら適応されません。
免責の設定も有るか無いか確認しましょう。
ですので、自身の加入条件や今後の流れを保険会社へ確認します。

4.工事した施工会社、もしくは近くの外構会社へ連絡する

実際に修理をするための、見積りを取ります。施工会社に連絡をして、状況を説明し現地確認をしてもらいましょう。

5.カーポート被害状況を電話で伝えるポイント


①まずはメーカーや品番を確認する。
施工時の図面やお見積りがあれば、メーカー名・商品名の記載があるかもしれません。
仕様を確認しましょう。
無ければ、カーポート本体のラベルを確認しましょう。
■■■ラベルの貼り付け位置■■■
・柱の側面
・屋根枠(桁)の内側 等 に貼り付けてあります。


このようなシールが貼ってありますので、メーカー名と商品名を確認してください。


②サイズを確認する
1台用、2台用、3台用なのか大きさを伝えてください。


③施工して何年なのかを確認する
商品によっては廃盤商品もありますので、いつ頃に施工したかも確認が必要です。
廃盤商品でも、同じメーカーの現行品で修理が出来る場合もあります。


④被害状況を伝える。
屋根のどの部分が飛んだのか、柱が傾いているのか、写真を撮って送るとより伝わります。

お庭に設置している、テラス屋根の場合のメーカー・商品名のシールはこちらにあります。

被害状況の写真、保険の加入の有無、メーカー名と商品名の情報をお伝えいただけると施工会社のご対応もスムーズとなります。まずは、ご確認後お近くの専門店へご連絡をお願いします。

台風や大雨でのカーポート被害には、落ち着いて段階的に対応することが重要です。
まずは「緊急安全チェック→被害確認→保険→修理」の流れをしっかり把握しておくことで、不安も減りスムーズな復旧につながります。
大切なお住まいを守るために、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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