グランド工房

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2024/08/02 / お庭

ガビオンとは?石を活かしたおしゃれな外構デザインの魅力と活用法

石が主役のガーデンアイテム『ガビオン』

外構に個性を出したいけれど、何を取り入れればいいか迷っていませんか?そんな方におすすめなのが、石を使ったデザインが魅力の『ガビオン』です。この記事では、ガビオンの特徴や活用方法、安全性について詳しくご紹介します。お庭や外構に新しいアクセントを加えたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.ガビオンの由来

1.ガビオンの由来

ガビオンとはもともとイタリア語の「gabbione(かご)」に由来しているそう。

『石の容器』という意味を持つようで 「蛇篭(じゃかご)」とも呼ばれています。

他にも「ガビオーネ」「バスケットガーデン」という名称もあるようです。

ガビオンはメッシュ状の格子を加工してBOX状に組み上げた中に自然石を入れてできたものです。

もともとは河川の護岸工事などで使われていましたが、最近では個人住宅の外構・ガーデンのデザインとしても用いられています。

2.ガビオンの魅力とは?

2.ガビオンの魅力とは?

自由度が高い

お家廻りのアクセントとしてでは無く、門柱・目隠し・立水栓などアイディア次第で様々な使い方ができます。

耐久性のあるメッシュフレーム

ガビオンによく使用されるメッシュフレームは亜鉛と鉄の強い合金のため耐久性があります。

「犠牲防食作用」と言って、数ミリ程度の傷は亜鉛が鉄より先に溶け出すことで電気化学的に保護する特性があります。

施工時間の短縮になる

基礎工事は必要になりますが、メッシュフレームを固定した後はインナーストーン(石)を投入するのみで完成するので、例えばブロックなどで塀を作るよりも早い時間で施工することができます。

3.ガビオンでできること

3.ガビオンでできること

先に魅力ポイントとして自由度が高いことを挙げましたが、具体的には以下のような使い道があります。

____________________

・目隠し(フェンス・仕切り)

・ベンチ

・門柱

・花壇

・土留め

____________________

様々な素材と合わせることで色んなデザインパターンがありますね。

4.ガビオンの安全性・気を付けるポイントは?

4.ガビオンの安全性・気を付けるポイントは?

ガビオンはサイズや規模によってはDIYをされる方もいらっしゃいます。

安全にお使いいただくためのコツとしては以下のようなポイントがあります。

ワイヤーの太さ

ワイヤーが細すぎるとカゴのゆがみ、転倒の原因にもなります。

4㎜以上の太さがあると安心です。

安定した石の積み方

ガビオンはただカゴに石を入れているだけに非ず!

石の積み方は美しさと安定感を保つ最大のポイントです。

石積みのポイントは重心ができるだけ下にくるように大きい石から積み上げること

その際、主に面のある石を使います。

平面に石を乗せるイメージで、大きい石の間に小さい石を入れ傾きが出ないようにします。

経年変化

ガビオンはウッドフェンスやレンガやブロックなどの塀に比べると腐食・ひび割れなどの恐れは無いものの、使用するワイヤーや石材によっては経年変化で錆が発生することもあります。

念のため、設置場所はよく考えた上で計画をしましょう。

一見、ポンと置いているようにも見えるガビオンですが、特に施工店のようなプロが施工する場合は、鉄筋アングルやコンクリート基礎でのより強固な作り方をしています。

背の高いガビオンなどはその分石の重みもありますので、倒壊の危険などがないようプロに任せるのもひとつの手ですね。

5.まとめ

石が主役のガーデンアイテム『ガビオン』 まとめ

ガビオンは石の自然な風合いを活かしたデザイン性と、耐久性を兼ね備えた外構アイテムです。カゴの中に入れる石の大きさ・色味によってさまざまな表情を見せてくれます。

お庭や外構に新しいアクセントを加えたい方は、ぜひガビオンの導入を検討してみてください。

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