皆さん、こんにちは益永です
さっそくですが、この建物は何でしょう?
ご存知の方も、いらっしゃると思いますが、
こちらは旧三池港倶楽部です!素敵な外観ですよね~
三池港を訪れる上級船員用の宿泊施設として、三池港が開港した明治41年(1908年)に
建てられたものだそうです。
とても素敵な外構で、内観はといいますと。。
とても気品のある内装で、私なんか場違いじゃないかな~と思いながら、
館内を散策していると、ランチの表示そろそろお腹も空いてきたし。。
これは何だろう思い、館内の方に尋ねると、
ランチ通常¥2,100-が、なんと木曜日はその半額の¥1,050-になるというではありませんか
予約しておいた方が良いらしいのですが、予約無しでも食べれますと言って頂き
さっそく中へ。。
すると。なんということでしょう・・・
そこはとても広い会場で、シャンデリアや、柔らかい暖色のライトがあり、ピアノがあり、ステージがあり。。
凄い!!!
昔はここで、いろいろな国の人達が集い、ダンスを踊りながら、
パーティーをしていたのかなぁ~なんて考えると、とてもドキドキしてしまいました
そんなこと考えながら、静かに待っていると、ランチが登場
とても優しい味のオムライスを堪能し、食後のコーヒーまで頂き大満足でした
お腹も満足して、中庭を歩いたり、館内を散策したりしていると
『團 琢磨』氏の銅像に出会いました。
銅像の足元には、こう書かれてありました。
『石炭山の永久などということはありはせぬ。
無くなると 今この人たちが 街になっているのが、野にかえってしまう。
築港をやっていれば、またいつか産業を興すことができる。
築港をやっていれば、いくらか百年の基礎となる。』
先を見据えて、未来を考え、あとに残る者たちのことを考えて生きてこられた方なんだろうと
思いとても心が暖かくなりました。
今回の旅では、
團氏の心が今も残る素敵な空間で、一時の安らぎを頂きました。ありがとうございました。