経年による味わいを活かす、テラス・目隠しフェンスの施工事例

こんにちは。グランド工房相模原店の小森です。

先日、奥多摩にあります日原鍾乳洞という自然にできた日本最大級の鍾乳洞に行ってきました。

洞窟内は年中18度と厚手の上着がないと寒いほどでした。

とても気持ち良い納涼体験で、暑さは日に日に増していきますが、暑さがあるからこそ涼しさを気持ちよく感じられると思うと、夏も悪くない気がします。

さて、本日は昨年施工が完了した、相模原市のガーデン工事をされたE様邸のご紹介です!

完成写真がこちら

赤いレンガで縁取られた広々テラス空間

赤いレンガに縁取られた11㎡ほどの広々テラス空間を設け、長い年月をかけて成長してきた木々たちとお庭時間を楽しむことができます。

テラスから北門へはなだらかな曲線を描くコンクリートを施工し、既存の岩たちの印象を邪魔しません。

 

築50年以上のお庭 既存物や樹木への配慮が大切

〜before〜

今回は築年数が50年以上と時代を感じるお家で、既存物や樹木などが長い年月をかけて作り上げた雰囲気を崩さないよう、商品を選定したり形状を工夫したりと、打ち合わせを重ねていきました。

北門側からの眺め

奥に曲線を描くようにコンクリートを施工したので、吸い込まれるような魅力を感じます。

コンクリートは液体状なので、かなり複雑な形にも対応できます。

基本的に車庫に利用することが多いですが、コンクリート自体のデザインでもお家の雰囲気に近づけたり差別化できたりするので、意外と見落とせない部分です。

玄関からテラスまでつながる動線には、インターロッキングというコンクリート製品を用いました。

工場生産品なので、1つ辺りの単価がタイルよりも安く、表層に化粧材をあしらうことができるので、多種多様な表情を持っています。

サイズもたくさんあるので、どんな敷地にも綺麗に納まる計画ができます。

落ちる葉の影が美しいですね。

お隣りを気にせずにお庭に出たいということで、約2.0mの目隠しフェンスも設けました。

板同士の隙間幅は10mmで、ほとんど奥は見えません。

また、暗いブラウン色の中にホワイトの差し色が入ることで、全体が締まってみます。どちらも住宅に使われていた色味から選びました。

今回は全長14mほどの目隠しフェンスだったので、一直線に白いラインが揃っているさまは綺麗です。





以上になります。

グランド工房では、ご要望を叶えることはもちろん、ご依頼に至った経緯や思い出、過ごし方など、お客様ひとりひとりに合うご提案ができるよう日々打ち合わせを重ねています。

ぼんやりとしたイメージを具体的にしていくことが我々の仕事なので、ぜひお気軽にご相談ください。

ではまた次回のブログでお会いしましょう。

ありがとうございました。

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