2020/06/22 / 樹木・植物・メンテナンス
初心者でも安心!芝生を一年中キレイに育てる年間管理ガイド

芝生を庭に取り入れたいけれど、「いつ何をすればいい?」と不安に思っていませんか?実は、年間を通じた適切なケアさえ覚えておけば、芝はとても育てやすい存在です。この記事では、春の張り替えから夏の水やり、秋の目土入れ、冬の休眠対策まで、季節ごとの手入れ方法とタイミングをわかりやすくまとめました。初めて芝生を育てる方でも、安心して管理できる内容です。
基本中の基本ですね。
地面の中までしっかり水分が行き渡るよう、ちょっと多いかな?と思うくらいあげてください。
伸びた芝生を刈る作業です。芝はしっかり刈り込むことでどんどん成長し、キレイでふかふかな芝生になります。
広い芝生だと電動の芝刈り機を使うと簡単にできます。端っこの方の芝はハサミやバリカンで丁寧に刈ると際の方までキレイに管理ができます。
もし、芝刈りをする時に芝生がかなり伸びている状態になってしまっていたら、一気に短く刈り込むと、芝生の成長点も刈ってしまってどんどん弱ってしまいます。かなり伸びてしまった場合は、少しずつ、数回に分けて、徐々に芝生を短くしていきましょう。
芝刈りをしたあとは熊手を使って刈った芝をキレイに取り除くところまでしっかりしてくださいね。刈った芝が残っているとそこが蒸れてしまい、病害虫や枯れてしまう原因となってしまいます。
芝生が凸凹になっていたり、部分的に枯れた場所があれば目土入れをしましょう。ホームセンターなどで芝生の目土用の土が売っているので、それを使えば失敗はないと思います。
目土をする前にサッチ(枯れた芝)を熊手を使ってとっておくとより丁寧です。サッチをとったら、凹凸や枯れた場所に土をかけて、平らになるように土をならせば完了。目土の厚みは3mm程度、あまり分厚くなりすぎないように注意しましょう。
伸びて硬くなってしまった芝の根をほどよく切り、水はけや通気性をよくする作業です。芝生の地面に20㎝間隔くらいでスパイクを指して根を切ります。
写真のようなガーデン用スパイクや、靴に装着して芝生の上を歩くだけでエアレーションができるような道具もあります。
ムラにならないように、手や道具を使って撒きましょう。肥料の種類がたくさんありますが、初めての方や迷ってしまう方は、まずは化成肥料からスタートしましょう。ホームセンターなどに「芝生用の化成肥料」とわかりやすく書いてある商品があるのでそれを使えば失敗はせずに済むと思います。
芝生を張る部分の地面をキレイに整地をしてから、芝生を並べていけばOK。
この時、芝生の目地が格子状にならないように目地をずらしながら張りましょう。芝生と芝生の間に隙間が空いていても、芝生が成長すれば隙間が埋まるので大丈夫です。
もし、目地が格子状になっていると、水やりや雨が降った時に土や砂がその目地を通って流れてしまい、芝がキレイに伸びなくなってしまいます。
芝生を張ったら仕上げに目地の部分を埋めるように目土をすれば完成です。
芝生が目覚めて新葉がキレイな緑になってくる時期です♪芝生が活発になってくるので、この時期から徐々に芝生のお手入れは忙しくなってきます。
・必要なお手入れ
①芝張り・張り替え
芝生を新しく張ったり、古くなった芝生を張り替えたりするのにもっとも適しているのは、春先の暖かくなりだしてから、梅雨で雨が多くなったり夏の暑さが本番になるまでのこの時期です。
②水やり
この時期、まだ水やりはそんなに必要ではありませんが、芝を新しく張ったり、張り替えをしたあとであれば1~2週間に1回程度水やりをしてあげましょう。
③芝刈り
芝が伸びてきたら月に1~2回程度、芝刈りをしましょう。
④目土入れ
この時期に1度しておけばOK。一般的な家庭の庭で頻繁にスポーツなどで使うような芝生でなければ、2~3年に1回でも大丈夫です。
⑤エアレーション
エアレーションは年に1~2回で良いので、この時期に一度しておけばあとは秋までしなくても大丈夫です。また、芝生を張ったばかりの時は根っこもあまり詰まっていないのでしなくて良いです。
芝生を張ってから2~3年たったら始めましょう。
⑥施肥
肥料をやるならこの時期に。与える肥料にもよりますが、1ヶ月に1回程度の肥料が多いです。もしくは、部分的に生育が悪い芝が出てきたら施肥をする、という頻度でも構いません。
暑さが厳しくなる季節は、芝生の管理も注意が必要なことが多くなってきます。
・必要なお手入れ
①水やり
ここが芝生管理のメインと言っても過言ではありません。
梅雨時期でまとまった雨が続いていたら特に必要ありませんが、
梅雨が明けて暑さが本番になってきたらできれば毎日、朝・夕のなるべく涼しい時間帯にたっぷりとあげましょう。
毎日あげるのが難しい場合でも、少なくても1~2日に1度は必要です。
また、夏に多いのが夕立ち。
夕立ちが降るとお水やりをしなくても良いような気がしますが、ザッと降ってすぐにやんでしまうと意外にも根っこまで水分が届かず、水不足になることがあるので、油断せずにお水やりをしましょう。
②芝刈り
この時期は芝生もどんどん成長します。
短くてふわふわの芝(2~3㎝程度)をキープするなら1週間に1回程度は芝刈りをしたいところです。
なかなかそんな頻度で芝刈りをするのは大変なので、少し長めの芝(4~5㎝程度)でキープするなら1ヶ月に1~2回程度芝刈りしましょう。
※夏の注意点
芝張り・張り替え・目土・エアレーションは、夏の暑さが原因で蒸れやすく、芝生トラブルを引き起こしやすいので、あまりしない方がオススメです。
どうしてもやりたい場合は、なるべく猛暑ではない時を選んだり、蒸れないように丁寧にケアをするようにしましょう。
だんだん涼しくなってきて、芝生の成長も落ち着いてくる頃です。お手入れも少しずつ楽になってきます。
・必要なお手入れ
①水やり
9月で残暑が続くようなら1週間に2~3回程度、
10、11月になると1週間に1度程度でも大丈夫でしょう。
芝生が乾いていたらたっぷりとあげましょう。
②芝刈り
芝の伸び具合を見て、月に1回程度はまだ芝刈りが必要となります。
③エアレーション
夏にたくさん成長した芝は根もどんどん詰まってきています。
涼しくなりだしたら1度、エアレーションをしておきましょう。
芝生は休眠期になります。日本芝は枯れて茶色くなってきますが、春にはちゃんと緑に戻るので安心してください。
また、この時期は芝生はゆっくり休んでいるので、水やりや施肥・芝刈りなどのお手入れは不要になります。
春~冬の季節ごとに必要なお手入れの他に、忘れてはいけない、年間を通して必要な作業があります。
それは、雑草取りです。
冬は比較的雑草も少なくなりますが、雑草の中でも冬に発芽するタイプのものもあります。
芝生の中に雑草を放置してしまうと、雑草が芝生を侵食して芝生が枯れてしまいますので、大きくなる前に、増えてしまう前に雑草は抜いておきましょう。芝生に使っても大丈夫な除草剤なんかもあるので、雑草の種類や範囲の広さによっては使ってみるのもいいですね。
また、芝生が元気な時期に雑草が芝生に紛れて生えてしまい、雑草だけを抜くのが難しくなってしまった場合は、芝刈りの時に芝生と一緒に雑草も刈ってしまえば大丈夫です。
年間を通して必要なお手入れや頻度を説明させていただきましたが、地域やその年によって、気温や天候はさまざまです。芝生の状態を確認して、その時に必要なお手入れをしっかり行いましょう。
芝生は「植える」「手入れする」「休ませる」を季節に合わせて続けることで、緑豊かな美しい庭をキープできます。春は張り替えや目土入れ、夏は水やりと芝刈り、秋は肥料とエアレーション、冬は休眠準備――これらを年間スケジュールに沿って実践すれば、失敗知らずの芝生ライフが叶います。初めの一歩として、まずは春の計画から始めてみてくださいね!
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