台風前の“お庭準備”チェックリスト｜テラス・植栽・ガーデン雑貨を守る方法

2021/02/01　/　住まいの雑学

台風が近づいてくると、せっかくのお庭やガーデンルーム、植栽、テラス小物などが風や雨の被害を受けやすくなります。事前にしっかり準備することで、飛散や損傷を防ぎ、大切な住まいを守ることができます。本記事では、テラス屋根やオーニングの収納法、ガーデン雑貨や鉢植えの移動・固定術、植栽の支柱補強など、すぐに使える“お庭の台風対策チェックリスト”をご紹介します。

①テラス屋根・パーゴラ・オーニングの日除けは、たたんで収納しておきましょう。
②ガーデンルーム・サンルームは、戸をしっかりと全て閉めましょう。
③物干し竿と竿掛けを外しておきましょう。
④お庭においている雑貨やファニチャーも要注意！
⑤お庭の樹木・お花・野菜の味方になってあげてください。

①テラス屋根・パーゴラ・オーニングの日除けは、たたんで収納しておきましょう。

オーニング・日除けは、出したままにしてしまうと、折れたり、破れたりと破損の原因になってしまいます。
破損しないよう、しっかりとたたんで、収納しておましょう。強い風の衝撃からも守ることができます。さらに、ロープ等の固い紐状のもので、ぐるぐると縛ると効果大です。

②ガーデンルーム・サンルームは、戸をしっかりと全て閉めましょう。

ガーデンルームやサンルームも、雨風が入ってきて中が荒れてしまったりすると、家具などの劣化の原因になることも。また、万が一モノが飛ばされて来たりするととても危険です。扉は全て、しっかりと閉めましょう！

扉のロックは確実に掛けましょう。ロックがしっかりと掛かっていないと、何らかの衝撃で開いてしまう可能性もあります。折り戸が一部だけ開いたりしていませんか？鍵もきちんと閉めてくださいね。

③物干し竿と竿掛けを外しておきましょう

竿掛け

物干し竿を降ろして避難させることはもちろんですが、着脱機能付きの竿掛けを取り付けてる場合はこちらも外しておきましょう。

着脱式物干し

④お庭においている雑貨やファニチャーも要注意！

小さな雑貨は屋内に移動したり、ファニチャーは風で倒れないようにあらかじめ倒しておいたり、風の当たりにくい所へまとめて置きましょう。
雑貨やファニチャーは風で飛んでいくと、壊れて悲しい思いをするだけでなく、お家の外壁や人に当たったりすると二次災害になりかねません。

⑤お庭の樹木・お花・野菜の味方になってあげてください。

植物は台風のダメージをもろに受けます。以下の３つは特に気を付ける必要があり、怠ってしまうと大切な草花や樹木、家庭菜園のお野菜などがダメになってしまいます。中でも、樹木やシンボルツリーは枝が折れて、飛ばされると危険なものです。

・小さな鉢植えやハンギングは飛んで行かないように風の当たらない場所や屋内に移動する。
・まだ植えて間もない背の高い樹木などは、しっかり支柱をする。
・収穫できる野菜があるなら今のうちに！台風にさらわれてしまうかもしれません

コニファー

コニファーやミモザ、ユーカリなどの成長速度が速く、葉の茂った樹木は強風の影響を受けやすく、枝が折れたり傾いてしまうことがあります。定期的な剪定で風通しを良くしたり、成長に合わせて支柱し直したりすることが強風対策になります。定期的な剪定をしていない場合は、台風の前に枝を切り落としておくことで枝折れや倒木を事前に防ぐことができます。

台風前のお庭準備は、ちょっとした工夫で被害を大きく防げます。本記事のチェックリストを参考に、テラスや植栽、ガーデン雑貨を早めに整理・補強して、安全で快適なお庭づくりを実現してください。