グランド工房

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2021/07/26 / 住まいの雑学 お庭

エアコン室外機の設置場所で後悔しないために!庭づくりと調和させるポイント

新築やリフォームの外構工事で意外と後悔しがちなのが「エアコン室外機の設置場所」。
庭のデザインを損ねず、効率よくエアコンを稼働させるための配置のコツや、設置時に気をつけるべきポイント、後から移動させる際のリスクや費用について外構のプロが解説します。

①新築・リフォームで後悔しない!エアコン室外機の設置場所の決め方

直置き?壁掛け?主な室外機の設置方法

エアコンの設置方法にはいくつかあります。
最も標準的な設置方法が、直置き(地面置き)といった方法です。
戸建て住宅の場合は1階の外構部分やベランダに設置、アパートやマンションの場合は隣接したバルコニーに設置されています。


【直置きの他の置き方】
・立ちおろし(2階以上の室内機と接続する方法)
・屋根置き(2階のエアコン室外機を1階屋根に設置する方法)
・天吊り(ベランダの天井から室外機を吊るす方法)
・壁掛け(外壁に固定をする方法)
・二段置き(1台分の設置スペースに専用架台を使用して、エアコンを2段に重ねる方法) があります。

戸建ての場合、多くが直置き・立ちおろしにて設置するかと思います。
また、狭小地の場合はお庭のスペースの確保の為、二段置きを活用する場合もあります。

②室外機の設置場所で気を付けるべき4つのポイント

①直射日光を避け、風通しを良くする


室外機に直射日光があたると、負荷がかかってしまいます。夏場は日除け専用カバーやすだれを使って日除けしましょう。
※室外機の吹き出し口を塞いでしまうのは、放熱の妨げになり冷房効果が無くなりますので気をつけましょう。

②地盤がしっかりしているか確認する


室外機はエアコン本体よりも重量があります。
地盤が不安定だとバランスを壊してしまうので、安定した地盤か確認しましょう。

③点検や修理などのメンテナンス性を考慮する


後々のエアコンの移設、点検や修理のことを考え室外機は作業がしやすい場所に設置しましょう。

④隣家への配慮(騒音・排気)を忘れない


生活に支障は無くとも、自分の家の外壁に室外機の温風や冷風があたることを嫌がる人は多いです。
その場所しか設置する場所がない。というときはお隣さんに事前に了承を得たほうが無難でしょう。

③庭づくり・外構デザインと室外機の関係性

実は室外機ってお庭の計画やデザインに深くかかわってきます。

失敗例:タイルテラスの上に室外機がきてしまった…

とある施主様Mさんの話。
新築建築中、リビングからスムーズに出られるようにと掃き出し窓にタイルテラスを計画してたMさん。
室内の掃き出し窓付近にはエアコンを設置する予定だったので、タイルテラス付近に室外機がくることも分かっていました。
工務店の方に、「タイルテラスをいずれ施工したいので室外機はそれに被らないようにお願いします」と伝えていました。
がしかし、電気工事の完了後いざ見てみるとタイルテラスを施工するエリアに、室外機がドーーン。
工務店さんと電気業者さんの間でうまく連携がとれていなかったようです。
やり直してもらえばいい話ですが、さらにこの電気業者さんの仕事が雑でもうこの人には頼みたくないとMさん。
自分で別の電気屋さんに室外機の移設をお願いしました。
そこでかかった費用は4万円・・・・小さな金額ではありませんよね。

ということで、何が言いたかったかと言いますと、
室外機って一度設置すると移設するのには費用がかかってしまう。ということです。
また、上のことからもわかるように、室外機とお庭の計画ってとても関係があります。
室外機の位置を決める際には、電気屋さんなどの業者任せにせず、後々のお庭計画のことも踏まえて考えましょう。

④エアコン室外機は後から移動できる?移設にかかる費用と注意点

室外機の移設費用の相場と配管延長について

室外機を移動しなくて済むのであれば、それに越したことはありませんが、やむを得ない状況で移設をする必要があるときはいくつかの注意点をしっかりと把握しておきましょう。
移設の際、室内機から室外機につながる配管が不足する場合は配管延長作業が必要です。

その場合は、延長作業代・配管化粧カバーなどの費用が追加でかかりますので、頭に入れておきましょう。
金額については各業者さんで費用も変わってきますので、見積をとることをお勧めします。

自分で動かすのはNG!ガス漏れのリスク

室外機は自分で動かすことは絶対にやめましょう。
「少しだけなら大丈夫だろう」と無理に移動させると、ガス漏れの原因となります。

ガス漏れを起こしてしまうと、エアコンの冷暖房は効かなくなり修理費用が発生してしまいます。
そうなると元も子もないですよね・・・
今後、室外機を設置もしくは移設予定のある方は、是非ご注意くださいね。

エアコンの室外機は、一度設置すると移動が難しく、費用もかかるため、最初の設置場所選びが重要です。お庭のデザインや将来の工事計画を考慮し、慎重に位置を決めることをおすすめします。

 

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