ギリシャに学ぶ！自然と共に暮らすヨーロッパ式お庭ライフのすすめ

2022/06/03　/　お庭おうち時間

１．作る
２．食べる
３．育てる
４．遊ぶ
５．憩う
６．還す
７．まとめ

お庭を持て余していませんか？ギリシャをはじめとするヨーロッパでは、庭をDIYで整え、家庭菜園や動物との共生、アウトドアでの食事など、自然と調和したライフスタイルが根付いています。本記事では、そんなヨーロッパ流の庭の活用法をご紹介します。

１．作る

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　1．作る
お庭はDIY！という方も結構多いようです。
友人や、時には専門家の力も借りながら、自分好みに作り上げていきます。
大理石などの石材も豊富に取れることから、屋内だけではなく屋外にもふんだんに利用されています。
ピザ窯やテラスなど、お庭で楽しめる工夫もたくさん。多少の失敗も味、その辺は気にしません！

２．食べる

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　3．食べる
気持ちのいい天気の日には、季節問わずお庭でカジュアルに食事することも。
時には友人や親戚が大勢集まります。
日本語のいただきますにあたる言葉は「カリオレクシ」、召し上がれという意味です。
ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　3．食べる
食卓にはお庭で育てた野菜を使った料理も並びます。日本では見られないような珍しい野菜も。食卓にはギリシャヨーグルトが必須です。料理にもかけて食べます。

３．育てる

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　3．育てる
家庭菜園や、お庭で養鶏をしている家もめずらしくありません。時にはヤギなどの動物がいることも！
新鮮な野菜、フルーツや卵などが食卓に並びます。
写真は唐辛子のように見えますが、実はピーマンです。ギリシャではこの形が一般的です。
ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　3．育てる
オリーブとレモンは欠かせません。ギリシャのオリーブオイルは有名ですが、塩漬けやオイルを自家製するお家もたくさん。日本の梅干しのような位置付けに感じました。レモンも庭に植っていることが多いです。

４．遊ぶ

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　4．遊ぶ
子ども達のプレイグラウンドとしても大活躍です。
手作りのブランコやスモールハウスなどが設置されていることもあります。この感じは自分が小さい頃遊んでいたところによく似ていて、なんだか懐かしくなりました・・・！
自然の中での遊びを通じて、子ども達の想像力を育む場所となっています。
ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　4．遊ぶ
人にとって居心地の良い庭はペットたちにとっても快適な環境です。
ひだまりを楽しむ犬や猫たちの姿を見ることもしばしば。野良猫も野良犬も結構たくさん見かけるのですが、みんな安心した顔で寝そべっています。ボランティアの人を中心に、大事にしているそう。動物愛護の考えが浸透しているため、殺処分などもしないとのことでした。動物や自然と上手に共存しているところは見習いたいですね。

５．憩う

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　5．憩う
必ずと言っていいほどタイルや石貼りのテラスがあり、木漏れ日や風をのんびり楽しみます。
ホームセンターにはガーデン用の家具も種類豊富に揃っていて、リビングの延長のようにお庭で過ごす時間も長いです。
お客さんが来る日にはここでコーヒーやお酒をいっぱい飲み交わす、なんて場面もよく見かけます。

６．還す

ヨーロッパ流　お庭のある暮らし　6．還す
家庭で出た生ゴミや卵の殻は、捨てずに菜園や植物の肥料として活用します。
近年、日本でもコンポストなどの取組みが見直されていますね。身近なところから無理、無駄なく環境に配慮した取り組みがなされています。ギリシャは昔ながらのものを大事にする考えが根強いようです。ちょっとした体の不調は庭のハーブティーで治したり、お店にも「BIO」と表記のある有機栽培の野菜や食品、オーガニックコスメなどが並んでいます。
自分たちだけでなく、自然や動物など、周りの環境にも配慮した生活が営まれています。