グランド工房

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2021/03/29 / 住まいの雑学 外構 お庭

台風後に点検してほしいこと。外構・お庭編

夏~秋頃にたびたび私たちの前に姿を現す台風。
もし被害を最小限に抑えることができても、ただでは過ぎ去ってくれず…。
外構にもお庭にも、その跡を残していきます。
そこで今回は、台風後に点検しておくべき箇所をまとめました。

①雨水マスの中に泥がたまっていないかを点検

お庭や外構に設置されている雨水マスの蓋をあけて、中を点検してみましょう。

雨水マスは地中に埋設されている排水管の掃除口の役目があります。大雨が降った後は、雨水マスの中にお庭の土が流れ込んで、たまっていることがあります。たまった泥をそのままにしておくと、配管が詰まったり、雨水マスの中が不衛生になる可能性があります。

ふたを開けて、雨水マスの中に泥がたまっているようであれば、掃除をしましょう。泥をすくう道具として、スタンダードなのはシャベルですが、どのお家にもあって便利なのが台所のお玉です。深さがあり、先が丸いのでとてもすくいやすくておススメです。

②カーポートやテラス屋根、ガーデンルームの雨どいを点検

雨どいに強風で飛ばされた葉っぱや小枝がたまっている可能性があります。

雨どいには、写真のように葉っぱなどがたまりやすいです。そのままにしておくと、雨どいの排水性能が損なわれて、雨の日にトイから水があふれてしまいます。

脚立を使って、掃除をしてみましょう。(脚立作業は注意して行ってください。)掃除をするときは、軍手をして手でつまんで除去をするか、割りばしを使って葉っぱをつまんで除去してください。やってみると、とても簡単な作業です。

またガーデンルームなどのテラス屋根も、台風の影響で汚れます。こちらも一般的な雨どいと同様に掃除してください。葉っぱ以外に、例えば汚れているのが気になる場合は、ホコリや砂などを落とすため、ホースで水をかけるか、しっかりと濡らした柔らかい布やスポンジで表面の汚れを落としましょう。ただし、ホースなどを使う場合の高所作業は危険ですので、無理のない範囲で行ってください。

③室外機が倒れた場合は触らずに業者にご相談を

室外機

台風の後エアコンの室外機が倒れた場合は自分たちで起こそうとせず、そのままの状態でメーカーや電気取付専門業者に相談ください。室内のエアコンと室外機をつなぐ配管が傷つくとその配管から“冷媒”と呼ばれるガスが漏れる可能性があり、触れてしまうと凍傷などのケガをしてしまう可能性があります。また、室外機が倒れた状態でのエアコンの使用も故障の原因になりますのでお控えください。

④まとめ

今回ご紹介した①雨水桝の中の泥と②雨どいは、台風の後だけではなく、日常的にも点検をしていただきたい箇所です。定期点検とメンテナンスで、快適なガーデンライフを過ごしましょう!

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