掃き出し窓まで隠れる2.5mの目隠しフェンスがもたらす安心安全なセミクローズ外構

こんにちは。グランド工房相模原店の小森です。

6月に入り、急にぐっと気温が上がり体が追い付いていないことを感じます。

奄美地方の梅雨明けが観測史上8番目に早いという報道があったり、東京都では6~9月の水道の基本料金の無償化が発表されたり、夏の猛威が迫ってきているなと思います。

皆様体調にはお気を付けください。

さて、本日は先日施工が完了した、相模原市のご新築外構工事をされたI様邸のご紹介です!

完成写真がこちら

掃き出し窓前を重点的にクローズ外構にしたシンプルな外構計画

掃き出し窓前に特徴的な目隠しフェンスを囲うように配置し、プライベートなお庭空間を確保しつつ、車庫空間は広々とシンプルに納めました。

目隠しフェンスはルーバータイプという風を通す構造でありながら、一切目線を通さない商品を選んだことで、人通りや車通りを気にせずお庭空間で過ごすことができます。

車庫スペースは構造物を設けず、どのような停め方、使い方でも不便を感じない広さを確保しています。

南側に広々とスペースを取った敷地状況

〜before〜

南側に大きく広さを取った敷地状況で、玄関ドアと掃き出し窓が同じ面に配置されていました。

そのうえで、車庫空間をどれだけとるか、目隠しの高さはどれくらいが適正かなど、生活イメージを膨らませながらお打ち合わせ重ねていきました。

道路面から2.5mほど高さを取った目隠しフェンス

今回の計画の最重要ポイントである目隠しフェンス

地面から2.5mほど高さを設け、お家の中に立っても外側は見えない高さになっています。

さらに今回はお庭の中に駐輪スペースも作るという計画で、出入りを簡単にするために、目隠しフェンスを一部重ねて施工しています。

結果的に道路からはどの角度からも目線は通りませんが、門扉がないのでスムーズな行き来が可能になっています。

目隠しフェンスを設置したいというご要望は非常に多く、どの高さから見て目隠しが必要なのかというところで、費用感や選べる商品も変わってきます。

イメージもガラッと変わってくる部分になりますので、慎重に計画を進めたいところですね。

目隠しフェンスに雨よけの機能も持たせるサイクルポートの配置

目隠しフェンスに囲まれた安心できるお庭空間

目隠し機能を重視した結果ですが、お庭への入り口を絞ったことで、入ったときに別空間に変わったような感じがして、特別感がありますね。

駐輪場上にはサイクルポートを設けましたが、目隠しフェンスをその真裏に配置しているので、雨よけの相乗効果もあり、機能美のある見た目になりました。

お庭とは打って変わって非常にシンプルなコンクリート施工

お庭の範囲に駐輪場や目隠しなど、車庫空間以外の機能をほぼすべて盛り込んだので、車庫空間は非常に広々としています。

コンクリートは性質上、7~8㎡に1回、形を区切る必要があります。これは夏の暑さや冬の寒さでコンクリートが伸縮を起こし、あまりに広い面積をつなげて施工してしまうと、ひび割れが起きてしまうことが原因なのですが、それを逆手に取り、区切り方を工夫すると、アプローチと車庫の差別化ができたりします。

あまり区切りを増やしすぎるとお車の出し入れの際に段差を感じるので、適度な量を見極めたいですね。

以上になります。

グランド工房では最近特にご新築外構を検討されている方からご依頼をいただくことが多いです。

たくさん事例を見てきた中で計画の注意点や工夫の仕方など、お力添えできることがあるかと思いますので、ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。

 

ではまた次回のブログでお会いしましょう。

ありがとうございました。

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