こんにちは。グランド工房相模原店の小森です。
グランド工房では築年数や敷地状況など、多種多様なご依頼を普段からいただいております。
たくさんのご依頼の中で、安全に工事を進めるうえで必要となってしまった経費について、いくつかご紹介できればと思います。
小運搬費
関東地域でよくみられる、北側に車庫、西・東側は設備類を置く側庭、南側に主庭という敷地は、使い勝手がよく機能的です。
こういった状況で南側に目隠しフェンスやウッドデッキを計画することがありますね。
これを実際に施工する場合、宅内を通るわけにはいかないので、設備類がある側庭から出入りをします。
そうなると、幅が限られてしまうので、工事で頻繁に使用する一輪車が使えず、全て手運びで作業することになります。
土を袋に詰めて出して、砂利を袋に詰めて持ってきて・・・と、全ての作業に+αで手間がかかってきます。
こうした資材の搬入出にかかる手間費を小運搬費と呼びます。
計画や敷地によっては数十万円にのぼることもありますので、慎重な計画が必要です。
道路使用許可・交通誘導員
前面道路幅が4m未満だったり、公道を一時的に塞がなければいけない計画をしていたりする場合、管轄の警察署に道路使用許可申請という、決められた期間の中で道路を塞いでも良いという許可を得なければいけません。
また、すれ違いが難しい場合は、道路の端に交通誘導員を配備して、通行止めを行うこともあります。
工事規模や日数に寄りますが、その分の誘導員の日当や使用許可にかかる経費も計上されますので、気に留めておきたいところです。
大きな岩・樹木
築年数が経過したお家によくあることで、人の手では持ち上げられないほどの岩があったり、見上げるほど背の高い樹木があったりします。
計画の中でそれらを処分しなければいけなくなった時、大型の重機をリースして、粉砕あるいは伐根をする必要があります。
その重機のリース代や大きければ大きいほど処分量も増えていくので、比例して費用が掛かってきます。
敷地状況によっては小運搬費や道路使用も紐づいてくることもありますので、気になる場合は一度ご相談ください。
以上になります。
今回は意外に費用がかかる諸経費について書いてみました。
他にも高低差がある土地や地域の条例がある土地など、配慮すべき事柄は様々あります。
ぼんやりした状態でもお話しできることはありますので、ぜひ一度ご相談ください。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
ありがとうございました。
















