グランド工房

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2021/07/12 / 外構

表札は家の顔 表に出す?出さない?

”家の顔”ともいわれる表札。
戸建て住宅では、表札を出している方は約8割近くいます。
ですが、それでも最近では、出さない派の方も増えてきています。
今回は、表札を出さない理由や、反対に表札を出すメリットなどをご紹介します。

①表札をつけない派はなぜ付けない?

ひと昔前では表札は、当たり前のようにでていました。
おじいちゃんやおばあちゃん家に行くと、おじいちゃんの名前の掘られた木の表札が玄関の上に飾られていませんでしたか?

それが最近の家では、表札を表にださない(つけない)住宅が多くなってきています。
ではなぜ、表札をつけない派が増えてきてるのでしょうか?

表札を出さない理由…。それは、プライバシーや防犯の面を考えてのことです。

個人情報を世間にさらしてしまう・・・(特にフルネームの場合)
セールスが増えそう・・・

などを懸念して、表札を付けていない場合が多いようです。・

②表札を出さないから安心ではない

では、表札を付けないほうが安心なのでしょうか?

そうとも限りません。

表札を出すことで、ご近所さんにも「ここは△△さんの家」と名前を覚えてもらうチャンスになります。
はやく覚えてもらうことで地域のコミュニティにも参加しやすくなってきます。

反対に表札を出さないことで、ご近所さんから悪く思われたり、近寄りにくいなと避けられたりする可能性のほうが高いかもしれません。
例えば、留守の時に空き巣が入った場合、お隣の方が気づいて通報してくれた。とか助けてくれるなんてこともあり得ます。
あくまでたとえ話ですが、表札のあるなしに関して、こうした要素が内包していることも頭に入れておきましょう。

家族全員のフルネームを出すとなると、個人情報もダダ漏れですが、苗字だけであればそこまで深刻に考える必要もないかもしれません。

③表札を出すメリット


表札を出すことのメリットを挙げてみましょう。
・郵便や宅配の配達員が迷うことなく届けてくれる
※新築の場合は、番地をナビで調べても出ないことも多い
・ご近所に名前を覚えてもらえ、ご近所付き合いができる
・友人や知人が訪ねてくるときに目安となる
・表札は家の顔であり、我が家であるという印になる

業者の方は、表札が無くて、ここが配達先。と自信が持てない場合、近所の方に確認したり電話で聞いたりと調べるための時間がかかってしまいます。一日に何件もある配達でそれがたくさんあるとどうでしょう?大変ですよね。

そういった方の為にも、「気遣いや思いやりとしての表札」と考えてもいいですね。

④表札にも様々な種類がある

【↑表札総合メーカー福彫HPより】

それでもやっぱり、気になるなって方。

ぱっと見は読めない表札はいかがですか?
上の写真のように、ローマ字筆記体のものや、下写真のようにあまり名前の主張がありすぎないものもあります。

⑤まとめ

表札を出す出さないは、個人の自由ではあるので必ずしも出さないといけないわけではありません。

家づくりにおいて、表札をつけるかどうかは、些細な問題かもしれません。
しかし、安易に決めることなく、今回紹介したデメリットや必要性を考えてから、最終的な判断を下しましょう。

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