グランド工房

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2021/12/20 / 樹木・植物・メンテナンス

年末大掃除でお庭もスッキリ!素材別お手入れ方法とポイントを解説

お庭の大掃除
1.お庭の大掃除も忘れずに

年末の大掃除、室内は念入りに行っても、お庭のお手入れは後回しになっていませんか?お庭も一年の汚れを落とし、新年を気持ちよく迎えるために大切です。本記事では、タイル、ウッドデッキ、アルミ製品、ポリカーボネート屋根など、素材別のお手入れ方法とポイントを詳しく解説します。

2.タイルのお手入れ

タイルのお手入れ方法

玄関ポーチやテラスによく利用されているタイル素材。色々な形や色のものを、お庭でも見かけますよね!
色味などにもよりますが、比較的汚れが目立ちにくい素材ではあります。
が、やはり少しずつ汚れが付着していきますのでできるときに掃除をするように心がけましょう。

タイルのお手入れ方法

①ほうきで掃いて、目に見えるゴミを取り除く。
②ホースで水をまき、デッキブラシでこする。

※①②だけでも、ある程度の汚れは落ちますが頑固な汚れの場合は、高圧洗浄や中性洗剤などを使用してみるといいでしょう。

3.ウッドデッキのお手入れ

ウッドデッキのお手入れ方法

天然木

天然木の場合、どうしても経年変化は避けられません。そのため木は腐るもの。と考えるのが常識ですが、こまめなお手入れによって長持ちさせることができます。

1年を目途に、木材保護塗料(オイルステイン)を塗りましょう。
ハードウッド以外は、木材保護塗料をしておりますが、紫外線や風雨にさらされ保護効果が劣化しますし、接触頻度の多い箇所は塗装が剥がれてきますので耐久性アップと見た目のために行いましょう。
塗り替えは専門店に一任するか、市販のものを購入して自分で塗り替えます。

人工木

天然木と比べて耐腐朽性、耐候性に優れていますが、外的要因によって付着する汚れ・カビの発生などは天然木とさほど変わりません。頑固な汚れになる前に定期的な清掃が必要です。
状態によってお手入れ方法が異なりますので、下記を参考にしてください。

■タンニン・鉄による黒い斑点 ⇒ 木材洗浄剤
■コーヒー、ジュース、醤油、油汚れ ⇒ 台所用中性洗剤
■広範囲のほこり、靴跡、雨染みの汚れ ⇒ 高圧洗浄機
■カビによる黒い斑点 ⇒ 次亜塩素酸系漂白剤
■キズ、焦げ跡、頑固な汚れ ⇒ サンドペーパー

※それぞれの洗剤の使用方法に従い、デッキブラシや雑巾を使用してこするようにしてください。

また、近年多い木樹脂製のフェンスなども上記の方法でのお手入れが可能です。

4.アルミ製品のお手入れ

アルミ製品のお手入れ方法

アルミはスチールなどと比べて、サビにも強く、維持費のかからない素材ですが、表面に付着した汚れを長期間放置しておくと腐食の原因になります。お手入れ方法としては年に1~2回の水洗いとから拭きだけで十分です。

アルミ製品のお手入れ方法

■汚れが軽い場合
水で濡らした布で拭いた後、から拭きをしてください。

■汚れがひどい場合
中性洗剤をうすめた液で汚れを落とし、洗剤が残らないように水洗いしてください。

■汚れが著しくサビが出ている場合
中性洗剤をつけ、目の細かい紙やすりで軽くこすり、汚れやサビを取り除き、その後水洗いして、から拭きしてください。

5.ポリカーボネート板など屋根のお手入れ

ポリカーボネイト製品のお手入れ方法

ポリカーボネート板などの屋根材の美しさを保つ効果的な方法は、定期的な水洗いです。
年に数回、薄めた中性洗剤と併用した水洗いを行うだけで、大きな効果が得られます。
シンナー、ベンジン、ガラスクリーナーなどの溶剤、研磨剤、熱湯を使用するとキズ、破損、変形の恐れがありますので使用しないでください。
また乾いた布で強くこすると板の表面に小さな傷がつく場合がありますので注意してください。

ポリカーボネートなどの屋根には雨樋がついています。
定期的に樋にたまったゴミを除去してください。落ち葉の季節などに古葉がつまり、水漏れの原因となることが多くあります。

6.まとめ

お庭の大掃除は、素材に合わせた適切なお手入れが重要です。定期的なメンテナンスで、美しいお庭を長く保ちましょう。新年を清々しい気持ちで迎えるためにも、今年はお庭の大掃除にも取り組んでみてはいかがでしょうか。

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