グランド工房

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2022/07/29 / 外構 お庭

外構でカバーできる?新築の後悔ポイント5選

自分の理想のお家づくりができる注文住宅。

キッチンやインテリアなどは情報量も多く、楽しく打ち合わせが進むものの、住宅設備や外回りのことになるとよく分からないからおまかせしちゃおう、なんて気持ちになりがちです。
決めることもたくさんあるので、住んでみてから「こうしておけばよかった!」という後悔ポイントも出てくるかもしれません。

今回は、お客様から実際によく聞く新築の後悔ポイントと、外構で解消した施工例をご紹介します。
同じお悩みを抱える方は、是非参考にしてみてくださいね!

1.玄関の位置

意外と後悔ポイントの多い玄関
いざ完成するとお隣や道路から丸見えだったり風当たりや日当たりが強過ぎたり。
玄関の位置を変えることは難しいですが、高尺のフェンスやスクリーンなどで緩和することができます。

外構でカバーできる?新築の後悔ポイント5選 玄関の位置
こちらは道路から玄関までの距離が短いのですが、千本格子フェンスを設置することで、視線を和らげています。
左奥に給湯器などもあるのですが、あまり気にならないですよね。

外構でカバーできる?新築の後悔ポイント5選 玄関の位置
こちらはアーチと一体型になっているタイプで、導線は確保しつつも正面からの視線をカットできます。

最近は軒が浅い家も増えてきましたが、雨風が強いと玄関ドアを開けられない!と言うお悩みもよく耳にします。
フェンスやパネルなどで、少しでも風向きを変えてあげることで、これらの問題も緩和できたりします。

LIXIL「プラスG」詳細▶
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2.駐車スペースから玄関まで濡れずに歩きたい

梅雨時など、悪天候の続く季節を過ごしてみると出てくるお悩み。
都道府県によってばらつきはありますが、1年のうちで3分の1ほどは雨が降っている日本。週に1回ほどは雨の日があるということなので、意外と多いですよね!

たくさんお買い物をした時や、小さなお子さんがいらっしゃると、車の乗り降りに時間がかかってしまうものです。車庫から玄関が遠い作りだと、「濡れずに家まで入れたらな〜」と思われる方が多いかもしれません。

ビルトインガレージのように100%濡れずに家に入れるようにするのは難しいのですが、外構工事でカバーできる可能性があります。

駐車スペースから玄関まで濡れずに歩きたい
こちらの施工例では、カーポートの小さな屋根を玄関前にも設置し、極力雨に濡れずに家に入れるようになっています。雨の日もストレスなく外出できそうですよね。

三協アルミ「スカイリード」詳細▶
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駐車スペースから玄関まで濡れずに歩きたい
こちらは木目調の天井がついたタイプ。台形の土地など、変形地でも設置できるカーポートもあります。

アプローチ動線も一緒に屋根を計画すると、より便利に使えます。

 

駐車スペースから玄関まで濡れずに歩きたい
カーポートはすでに設置している、または離れた場所にある、という場合はこんな方法もあります。
スッキリした見た目で、あまり柱を増やしたくないな、と思われる方にもピッタリです。

LIXIL「カーポートSC」詳細▶
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※アプローチに屋根を掛ける時の注意点

車庫と玄関を繋ぐ屋根を設置したい場合、ひとつ注意が必要です。
車庫よりも玄関ポーチは高くなっていることが多いので、階段を上がった時に、屋根が頭に当たらないように注意して計画しましょう。

3.部屋が思ったよりも狭い

引渡しの時は広く感じた部屋も、家具や家電などを配置してみると、なんだか狭い…と感じてしまうかもしれません。
また、ランドリールームなどがない場合は、洗濯物を部屋干しすると思った以上にスペースを取ってしまいます。見た目にもくつろげないですよね。

掃き出し窓を開けてガーデンルームがあれば、お洗濯物を干したりする他、リビングのように利用することもできます。
季節がよければ応接間のように利用するのもいいですね。
増築よりはコストが抑えられることも多いです。

部屋が思ったより狭い
カーテンや網戸をつけることで、より快適に使うことができます。

部屋が思ったより狭い
ライティングも一緒に計画して、ナイトガーデンを楽しむのもいいですね。

4.窓が多すぎた、または大きすぎた

明るいお家を作るために、窓を多く設けたり、大きな窓を採用!
日当たりばっちりなのはメリットなのですが、夏は暑すぎる、冬は冷気が家の中に入ってきやすい、などのデメリットを感じることも。
また、紫外線でフローリングや家具が日焼けしてしまう原因にもなります。

すぐに思いつくのはテラス屋根やサンルームですが、全ての窓をカバーしようとするとコストもかかって大変ですよね。
そんな場合にご提案しているのが
外付けのシェード
です。

窓が多すぎた、または大きすぎた スタイルシェード アウターシェード
ロールスクリーンのように、使わない時には収納ができるので、時間帯や季節に合わせて利用できます。
テラス屋根やサンルームよりコストも抑えられるので、南側にたくさん窓があるお家、西日が気になる窓への設置もおすすめです。

LIXIL「スタイルシェード」詳細▶
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YKK AP「アウターシェード」詳細▶
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窓が多すぎた、または大きすぎた シェードネット
フェンスなどと組み合わせてシェードを設置すると、下のスペースも活用できます。
日陰ができることで、夏はお子様のプール遊びなどにも最適な空間になりますね。

タカショー「シェードネット」詳細▶
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5.室外機など、外の住宅設備が目立つ

室外機や給湯器などは、外観パースのイメージに記載されていないこともあり、完成間近になってから「あれ?」と気づく方も多いです。
玄関の真横だったりすると、見た目もあまり良くないので気になりますよね。

ホームセンターやエクステリアメーカーで、おしゃれな室外機カバーも売られています。
最近ではアルミ製の人工木などでできている商品もあり、住宅のデザインにも馴染みやすく、外でも長持ちします。

タカショー 室外機カバー

タカショー「室外機カバー」詳細▶
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給湯器などの背の高い設備は、フェンスなどで隠す方法もあります。
ただし、点検の時や、修理・交換が必要になった場合に邪魔にならないように設置しましょう。

スペースにあまり余裕がなくても、メンテナンスの時に取り外しができる千本格子もあります。

タカショー 着脱式千本格子足つきユニット

6.まとめ

どんなに気をつけて計画していても、少なからず住んでみてわかるデメリットが出てくるものです。
でもがっかりしなくても大丈夫!デメリットからかっこいい外構のプランが生まれることもあります。この記事がお悩み解消の糸口になれば嬉しいです。
住まいに関するお悩みは毎日のことなのでストレスになりがち。「いつかは…」と思っている方は、まずは専門業者に相談してみてくださいね。

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